みなさんこんにちは。数列です。
前回「ライドシェアは副業として可能か?」という記事を書かせていただきましたが、
今回はライドシェア解禁のその後を追ってみました。
筆者としては解禁後はまだまだ認知度が広まっていない印象ですが、実際はどうなのでしょうか?
また利用した人はどんな印象を持っているのでしょう?
今回はMMD研究所の調査結果を元に現状を調査してみました。
※MMDLaboが運営するMMD研究所は、「タクシーの利用とライドシェアに関する調査」を実施。
その結果を4月11日付けで公表しています。
ライドシェアの認知度
まずは現状の認知度についてです。
18歳~69歳の男女7,000人を対象にした調査では、ライドシェアの認知は54.9%、利用経験は4.7%となっています。
認知度は全体の半分ほどあるようなのでそこそこ認知されている印象です。
しかしながら、利用経験がある方は4.7%とまだまだ普及には程遠い数字となっています。
解禁後、ニュースなどの報道で知ってはいるもののまだ利用している方は少ないというのが現状なのかもしれません。
ライドシェア利用者の満足度
続いて利用者の印象見てみましょう。
予備調査から抽出したライドシェア利用経験者202人を対象に、ライドシェア利用時の満足度を聞いたところ、「満足」と「やや満足」を合わせた満足度は85.6%となっています。
比較的、利用した方の印象としては満足できる結果になっているようです。
やはり治安の良い日本ではトラブルも少なく、現状かなりガチガチのルールという点も加味すると利用者側の安心感があるのかもしれません。
ライドシェア解禁に対する賛否
最後にライドシェアに対する賛否についてです。
日本でのライドシェア解禁に対する賛否を聞いたところ(「わからない」を除く)、「賛成」と「やや賛成」を合わせた賛成が57.8%、「反対」と「やや反対」を合わせた反対が42.2%となっています。
反対派も根強いですが、やや賛成派が優勢といったところでしょうか?
まだ始まったばかりということもあり、どちらかというと期待を寄せている方が多い印象です。
だた利用者が増えるのはこれからなので、まだまだ経過を見守る必要がありそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の調査では、思ったよりもライドシェアに対して期待を寄せている層が多いように感じました。
4月末にゴールデンウィークを控え、これから需要が増えるシーズンになるかと思います。
まだ解禁されたばかりとはいえ、ライドシェアは現状の課題を解決する手段になるのでしょうか?
今後の動向に注目したいと思います。