この記事の目次
概要
どうも、秋葉原です。
日本版ライドシェアは、2024年4月から一部解禁されて4ヶ月が経過いたしました。
国土交通省からの発表では、7月21日時点では実施可能車両数が通知された事業者数は111者となっております。
事業者数としては少しづつ増えておりますが、まだ筆者はライドシェアを行っている乗用車を都内で見かけるのはまだまだ珍しいなと感じております。
日本に先駆けてライドシェアをスタートしたアメリカ合衆国では2010年にUberがライドシェアをスタートさせて、もうすぐ15年が経過します。
日本でUberと聞くとフードデリバリーのイメージが強いと思いますが、Uberは元々ライドシェア事業からスタートした企業となります。
そこで今回はUberがどんな会社なのかを、ライドシェアを中心に簡単にご紹介いたします。
Uberの取り組み
Uber(Uber Technologies, Inc.)はアメリカ合衆国のサンフランシスコにある会社となります。
事業内容は、ライドシェア、フードデリバリー を始め、宅配便 、貨物輸送、電動自転車や電動スクーターのレンタルなどの多くの事業展開をしています。
2021年のデータですがアメリカ合衆国のライドシェア市場の68%、フードデリバリー市場の21%のシェアを占めております。
アメリカ合衆国の映画を観ていると当たり前のようにライドシェアをしている映像が出てくることからかなりの普及がされていると思われます。
Uberのスタートは、2008年12月におけるパリの凍えそうな冬の夜で、創業者であるギャレット・キャンプ氏とトラヴィス・カラニック氏はタクシーを捕まえることができませんでした。
このときにアプリでタクシーを呼べるようになったらいいなという思いがUberを生み出すきっかけとなりました。
約1年半年後の2010年7月にUberで最初の配車サービスがアメリカのサンフランシスコ全域でスタートしました。
日本で2010年の出来事といえば、小惑星探査機「はやぶさ」が同年6月に7年におよぶ宇宙の旅を終えて帰還したニュースが取り上げられてました。
そして2011年12月には、3年前にきっかけとなった同じ場所であるパリにて、Uberは世界展開に向けてライドシェアサービスを開始しました。
筆者が感じたのは、これがあったら便利だよねという思いから、3年位後には当時きっかけとなった海外であるパリで自分たちのサービスを展開することができる行動力がすごいなと思いました。
自分も営業の仕事をしていることからサービスの提供するスピードであったり、これやって見ようと思ったらすぐに行動をするようにします。
日本でのUberの取り組み
日本でのUberのスタートは、2013年に日本法人が登録されて、2014年にタクシーの配車サービスからスタートしました。
2015年2月にライドシェア事業のテストを福岡市でスタートさせましたが、2015年3月に「国土交通省から自家用車による運送サービスは白タク行為に当たる」としてサービス中止するよう指導が入りサービスの中断となります。
そこから2016年にUber Eatsがスタートして、コロナウイルスによる影響などがありフードデリバリーといえばUberと認識されるようになりました。
ライドシェアが全面解禁となり、Uberとしては自社の得意とするサービスを展開したいところでありますが、日本版ライドシェアではタクシー会社が主体となりサービスを展開することになっております。
そのため、Uberではタクシー会社のライドシェア導入の支援をしております。
まとめ
今後、日本版ライドシェアの方向性が変わることにより、Uberが本来のサービスを展開できるようになったらライドシェアがより身近になる可能性があるなと感じました。
筆者としては、ユーザーがより使いやすく便利なものになってくれるとうれしいなと思います。
まだまだこれから大きく動いていく可能性がある、ライドシェアの情報を発信していきます。