日本版ライドシェアが遂にバージョンアップ!?

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こんにちは数列です。
つい先日、国土交通省から日本版ライドシェアのバージョンアップ実施について発表がありました。
今回はその内容をまとめてみました。

雨天時のタクシー解消

先月6月28日に国土交通省が発表した情報によると、7月1日から1時間に5mm以上の降水量が予報される時間帯にライドシェア車両の使用を可能とすることが決まりました。
配車アプリのデータから、雨天時においては移動需要が大きくなる傾向が確認されたことが理由のようです。
これにより雨天時の移動の足不足が解消されるといいですね。
対象の地域については以下の通りです。

【対象地域】
以下の都市及びその周辺のエリア
東京都特別区、横浜市・川崎市、名古屋市、京都市、札幌市、仙台市、さいたま市、 千葉市、大阪市、神戸市、広島市、福岡市
※他の地域については今後検討

また、これまでも使用可能であった時間帯でも各営業区域でのライドシェア車両使用について最大2倍まで可能になるとのこと。

全面解禁はいつになるのか

一方で政府はライドシェア全面解禁には慎重な姿勢だ。
元々は今年6月に方向性を出すという予定で始まったが、5月末に河野規制改革相が「少なくとも年内は検証をやる」と発言しており全面解禁の判断は2025年以降になるとの見通しとなっている。
実際にどこまでライドシェアの使用が浸透しているか定かではないが、外国人観光客が日々増えている中、タクシー不足の問題は深刻さを増している。

まとめ

日本版ライドシェアは配車アプリのデータを元に少しづつ改善が見えており、利用者側にとっては便利になりつつあるようです。
ただ、いまだに労働者側は規制緩和などの情報は出てきておらず、人員確保の問題は依然課題が残っていると感じます。
利用者側の改善も大事ではありますが、労働者側についても改善を検討していただきたいです。
ただ、全面解禁には程遠いものの移動の足としては少しづつ使われ始めているようで、今後の利便性向上に期待したいと思います。

参考資料:
日本版ライドシェアで雨天時のタクシー不足の解消を目指します!(国土交通省)

筆者 :

新しい技術やサービスに興味があり常にアンテナを張ってます! カレーやハンバーガーをこよなく愛する。

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