はじめに
みなさんこんにちは。
4月になりようやくライドシェアが地域限定で解禁となりました。
皆さんの中には「副業で出来るの?」「そもそも車を持ってないけど大丈夫?」など疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?
今回はそんな疑問について記事にしてみました。
副業としてのライドシェアは難しい?
まず、副業としてライドシェアが可能かどうかについて疑問に思ってる方もいると思いますが、結論から申し上げると本業をお持ちの方の場合、副業としては難しいと考えます。
海外のライドシェアといえば、「ギグワーカー」(※単発で仕事を請け負う人)として働く個人事業主がほとんどですが、日本の場合は「タクシー会社に雇用される」ことが条件としてあります。
このため、業務委託ではなくアルバイトなどの雇用契約のみとなっているのです。
また、週の労働時間が40時間以内と決められているため、本業をお持ちの方は特殊な勤務形態を除き、そもそも就業の条件を満たせない可能性が高いです。
なので今回、4月からライドシェアを始められる層としては、定年退職された方や主婦、学生などの時間に余裕がある方になるでしょう。
自動車の有無と使用可能な条件
次にライドシェアで就業する以上避けて通れないのが自動車の問題です。
自動車についてはもちろん所有していた方が有利ですが、自動車がない方でも就業は可能です。
タクシー会社によって様々ですが、自動車を所持していない方についてはタクシー会社から勤務時間中に貸し出されるか、もしくはリース契約での貸し出しになるでしょう。
ただ、勤務時間に合わせて貸し出される場合だとタクシー会社で用意している台数に限りがあるでしょうし、リース契約の場合は用意するのに時間がかかってしまうのと駐車場を確保しないといけないため、すぐに就業できないデメリットがあります。
いずれにしても自動車を持っていない方には少々不利な状況かもしれません。
一方で、自動車を所有している方でも以下の使用条件があります。(大手タクシー事業者の場合)
- 軽減アシストブレーキ装着が必須
- 全幅2M以内の車 乗車定員5人~10人以下 ※軽自動車は不可
自動車を所有していても使用可能な条件に当てはまらない場合があるのでご注意ください。
ただ、こういった条件についても6月以降で緩和される可能性があるため、興味のある方は引き続き情報をチェックしましょう。
最後に
いかがでしたか?
今は規制されている部分が多いライドシェアですが、今後の状況次第で条件緩和される可能性があります。
課題は残りますが、良い形で法整備が進むことを願っています。