タクシーアプリ「GO」がライドシェアカーの配車を開始する
タクシーアプリ「GO」は4月1日に、タクシー業界主導の新たな自家用車ライドシェアサービスを4月中に立ち上げると発表しました。当面は、タクシーの不足が予想されるエリアや時間限定で提供されます。対象のエリアは、東京都、神奈川県、愛知県、京都府の一部地域となります。
「GO」アプリでは、乗客はサービスが動いている時間帯に車を予約でき、同社のキャッシュレス支払いシステム「GO Pay」を通じて料金を支払います。マッチング成功時には料金が確定し、選択によりタクシーのみでの予約も可能です。このサービスにより、繁忙時間でも利用可能な車の数が増え、安全かつ迅速な移動手段が提供されることが期待されています。
ドライバーの評価は乗車前に確認できる
さらに、乗車体験を安全かつ安心なものにするため、アプリには複数の機能が組み込まれています。ライドシェア車両の手配が決定すると、ドライバーの過去の評価を確認できます。また、車種や色、ナンバープレートの情報が乗車前に表示され、間違った車に乗ることを防ぎます。乗車中は、警察やタクシー営業所への通報機能が利用でき、乗車後はドライバーへのフィードバックを提供できます。ドライバー用アプリにも、利用者の評価機能が試験的に導入され、双方にとってのサービス向上が目指されています。